5.05.2011

Vine Linux 5.2 で Skype を動かす。

苦労しました。結局動かせるようになるまで、丸2日ぐらいかかってしまった。
Vine Linux 5.2は、libstdc++のバージョンが古くて、最新のSkype 2.2 for Linux betaは動かすことができません。

けれどもSkypeしたい人はいるはずで、居るはずなのにネット上にほとんど情報がなく、途方にくれていました。
あれこれ調べた結果、いつか方法を見つけたので、最初にそれを紹介しておきます。

1.Wineを使う
WineHQのAppDBによれば、Windows版Skypeのうち、特定バージョンが動くようです。
Windows向けのSkypeであれば、古いバージョンの入手は比較的簡単なので、この方法でやってもいいと思います。
ただ、私のところでは私のやり方が悪かったのか、WineHQでGoldになっているバージョンでも、インストールが完了しませんでした。(そんな訳で早々に打ち切り。)

2.Vine Seedにする
Vine Seedにすると動くみたいです。
やり方はVine 2.xのころから変わっていなければ、apt-lineをseedのモノにしてapt-get update && apt-get dist-upgradeで行けると思います。
ただ、これは 試していないうえに、最近のVine Seed MLをのぞいてみても、SEGVで落ちるアプリケーションがあるなんて報告があったりして、やっぱり開発版な感じです。
それでもSkype 2.2を使いたい方は、自己責任の範囲で試してみる価値はあると思います。

3.1.2系のSkypeを使う
検索して比較的早い段階でたどりつく答えです。
が、これは全く意味がありません。
なぜならば、1.x系のSkypeでは、もはやSkypeネットワークに参加できないからです。
試してみるとわかりますが、正しいID,パスワードでログインを試みても、アカウントが存在しないとして弾かれます。
ですので、ネット上で多数上がっているこの方法での解決は、まず望めないと観ていいでしょう。

4.Skype 2.0を使う
そんな訳で私がたどり着いたのがこの方法です。
やったことはシンプルで
OldAppsを経由してこちらのブログからDebian向けのSkype 2.0.0.68を取得。
それでもって、apt-get install alienでalienをインストール。
インストール後、alien --to-rpm --scripts skype-debian_2.0.0.68-1_i386.debして、rpmパッケージを抽出。
あとはapt-get install skype*.rpmでインストールという手順で、無事にインストールすることができました。

お困りの方はお試しあれ。

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