4.28.2011

読書。

今月9冊目。

なんだか知らないけれど、Amazonからギフト券が送られてきた。
もっと買わせるための呼び水だろうか。

まぁ、早速昨日注文しちゃったわけだけど。
(↑のは、アソシエイト紹介料の支払いだった。
全く気づかなかったけど、そういえば、読書感想文で本の画像を手っ取り早く得るために使っているんだった。)

さて、今回読んだのはこれ。

ブルーバックスの図解気象学入門。
気象は大学で数値計算の講義を受けて以来とても興味があって、今も時間を見つけてはちょこちょこ、趣味程度に勉強している分野なんだけれども、今回はその延長上ということで、じっくり読んでみました。

内容は至ってシンプルで、雲のでき方を紹介した後、そこからどう雨や雪が降ってくるのかという話題に入り、気圧の話を軸に気温と風の話をし、ちょっと特別な気象である台風を紹介してから、天気予報に付いての話でまとめるという形。
気象に関するところを手広くざっとなめましたよという内容でした。

書き方は理科の教科書の出来損ないといったところで、図は豊富に入っているものの、それを理解するのが難しかったです。
というのも、一般書として簡単にすることを目指したためか、数式が一切入っていません。
そのせいで、逆に理解しづらくなっていると思います。
(また、図と解説文のバランスが悪く、読みづらいと思いました。)

挙句の果てに、あれやこれやと難しいゴタクを並べた「要は」とか「だいたい」、「一般的に」といった言葉で、それまでの話を大雑把にまとめてしまうので、苦労して読んで、理解しようと努めてよくわからなかったのに、最後まで大雑把な解説に終始していて、消化不良に陥る感じがありました。

これなら一般気象学のほうがずっと読みやすいですし、理解もしやすいと思います。
個人的にはあまり人に勧めたい書籍ではありませんでした。

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