7.04.2010

はじめての電子工作


模型用塗料を買いにヨドバシカメラに行ってきたんですが、模型コーナーでおもしろそうな電子工作キットを発見したので、衝動買いしてしまいました。

買ったのはこちら。



Let's ピアノなる電子ピアノのおもちゃを作れるキットです。
せっかくハンダ付けの手法をきちんと教わったので、ハンダ付けが楽しめて、出来上がった後も飾って楽しいキットがいいなぁと思っていたところだったので、すっと手が伸びました。

価格はヨドバシ特価でも3000円とちょっと高めでしたが、高級な模型キットをひとつ買ったと思えばこんなものかと考え、購入に踏み切りました。

家にかえって早速開封。
同梱されている部材のリストや上手なハンダ付けのための解説本もはいっていて、私のような入門者に向けて作られたキットだと感じられました。

けれども、はんだづけする場所などに付いては詳細な指示はなく、「このマークのところにくっつけて!」といった具合の解説で、ついさっきハンダゴテを買ったばかりという方におすすめできるキットではなさそうです。

基本的には解説書にしたがって電子部品を取り付け、部材を組み上げれば完成するのですが、作っている過程で感じたことをいくつか。

・ユニバーサル基板に比べて、温めに時間がかかる
ユニバーサル基板に比べ、基板裏側の銅箔部分の面積が広く、温めるのに時間がかかる印象がありました。
温めすぎで電子部品を破壊してしまうことを防ぐ措置の一環だとは思いますが、これまでユニバーサル基板でハンダ付けの練習をしてきた身としては、ちょっと手こずりました。

・抵抗とICの設置場所が近すぎ。
はじめに抵抗をハンダ付けし、その後にICをハンダ付けする作りになっているのですが、ICの足の一部が、一部の抵抗の足と非常に近く設置されていて、ハンダ付けの方法を工夫しないと、そこでつながってしまうような基板デザインなのは、初心者向けキットとしてはいかがなものかと思いました。

以上、2点が実際につくってみて感じたことです。
ただ、上記2点を差し引いても、出来上がった時の喜びは大きく、何度も何度も音をならしてニヤニヤしています。

作業時間は2時間半ほどで、私のように、初めて電子工作にチャレンジする人間でも、それぐらいで完成できたので、多少なれた人なら、もっと早く作ることもできると思います。


完成品は思ったよりも大きくて、インテリアとしてもそれなりの存在感を放ってくれそうです。
とても面白かったので、今後もいろいろチャレンジしていきたいと思います。
(いずれ電子回路がわかってきたら、Japaninoにいろいろくっつけて遊びたいなぁ)

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