2.10.2010

量子の世界ってスゲー。

WIREDで記事になってた、光合成は量子コンピュータという記事
http://wiredvision.jp/news/201002/2010021023.html

量子力学のさわりぐらいしか学んでいなくて、量子コンピュータの原理なんてファインマンの著書でしか読んだことのない僕にとってみたら、スゲーとしか言いようがない現象。

エネルギーロスの小ささを説明するためには、量子重ね合わせ状態をとっていると説明するのが一番都合が良く、離れた細胞同士のエネルギー輸送もそのロスが小さいから、そこでも量子輸送が行われている(だろう)という結論らしい。

最近問題になっているのは、量子状態の決定に関する矛盾で、アインシュタインの一般相対性理論と量子状態の決定とは相容れないモノだというのを聞いたことがある。
アインシュタインの理論が間違っているのか、量子力学分野に修正すべき箇所があるのかは不明だけれども、電子の振る舞いを上手に説明してきた量子力学の基本的な部分である「粒子と波の状態が同時に存在する」とか「ある電子の状態は確率的に分布していて、観測するまで決定されない」とかいった部分の実験的な研究が進めば、この矛盾も解決されるんだろう。

実際に話を聞くとチンプンカンプンな内容が多い中、こうしてわかりやすい記事に直してくれるのは助かるなぁ。

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