1.30.2010

も一度ゼロからSDL

Objective-Cを使って……という訳じゃなく、普通にSDLを再学習中。
過去記事見直したら、Lesson27までいって、3Dに浮気した後やめちゃってたんだね。
SDLさんゴメンナサイ。

で、再学習中です。
今度は変態環境じゃなく、Windows上に作ったMinGW環境上で学習してます。
Objective-Cで書ければ楽しいんだろうけど、Objective-C熱も冷めてきているので
レッスン通り、C++で普通に書いてます。

一通りなめたら、Objective-Cでのリライトも検討してみよう。
っていうか、SDL使って作ったまともなアプリって15パズルぐらいしか無いじゃないか(笑)

せっかくなので、趣味でゲーム作りぐらいできるようになりたいですね。そうですね。
一度にあれこれ沢山抱えるとうまく行かないことが分かっていて、最近ようやく自分のキャパシティというものが理解できてきたので、大事な事に支障が出ない程度に取り組み、楽しもうと思います。

1.29.2010

いちにちダラ~っと過ごしてしまった。

特に何をやるわけでもなく。
一日ダラ~っと。

たまにはこんな日も良いか。
なんだかんだでアレコレ立て込んでたし。

iPad、起きた後に色々調べてみたけど、個人的には見送りです。
若干期待はずれだったかな。スペック的にも、使い勝手的にも、価格的にも。

とにかく、データを個人のPCで作らなければいけない「しがらみ」から解放されたら、早々にOSを乗り換えたいと思います。
あれこれ試したいディストリビューションやらシステムもあるのでね。

1.28.2010

iPadキタ━(゚∀゚)━!

どうしようか迷ったけど、結局夜更かしして発表会を聞きながら、リアルタイム更新している各種ブログを巡回してますw

でも、そのかいあって、iPad、きましたね!

見た目はiPhoneをでかくした感じ。
Engadget JaapanやGizmodeで写真が見られます。)

バッグに入れての持ち運びには便利そうかな。でも、気軽に使う感じじゃないか。
プレゼンの時なんかは、これを手にやる人が増えると思う。

とりあえず、発表まで見られたから寝ます。

1.25.2010

結局何が言いたいのか?

映画「オーシャンズ(OCEANS)」、見てきました。

以下、ネタバレになるので見ていない&ネタバレ嫌だという方は、例のごとくここでお別れです。





率直な感想はタイトルの通りで、イマイチ伝わってくるものの無い映画でした。

基本構成は、海の生き物たちをとらえた映像を、ぶつ切りにしてからつなげ直した前編と、海洋環境汚染、密漁、海から見た地球環境破壊が主軸の後編に分かれていて、宣伝されているのはほぼ前編の部分だけ。

前編はストーリーなど皆無に等しく、たいしたスジもない映像の羅列を、ナレーションとともに流すだけ。
確かに生き物に迫った映像は迫力があるし、生き物それぞれの良さが出てはいると思うけれども、Deep BlueやEarthに代表される同種の映画に比べると、あまりにもスジがなさ過ぎる気がします。

表現として映画にしたのであれば、それなりの筋道を付けて欲しかったと思いました。

また、子ども達は500円で入場できるものの、後半、頻繁に登場する環境保全至上主義者が育ちかねない過激な表現手法には疑問を感じました。

「それが現実です」とナレーションは語りますが、映画の最後には「生き物は傷つけていません。人為的な映像加工です」の字幕が。
映画のために傷つけるのは許せないことですが、「現実です」とナレーションを入れる以上、現実の記録映像を使うべきだったんじゃないだろうかと思います。

フカヒレのために、サメが密漁されるシーン。
おそらく、実際の密猟者は一匹ずつサメを投げ捨てるような真似はしないでしょう。
ヒレ以外は商品価値がないのですから、ゴミとしてまとめて投棄するはずです。
「現実だ」としながら現実か?と思える、表現による誇張があるのは非常に気になりました。

モリで突かれるシーンも、声を上げる海洋ほ乳類(クジラやイルカ)を中心に取り上げ、その声から「ひどいことをしている」ような印象を受け付けようとしているのも気になりました。それがクジラかイルカかに係わらず、無駄な殺生をすべきでない事は明白で、もっと一般の魚類にも通じる表現の仕方があったと思います。

また、途中途中に海洋学者と少年が出てくるシーンが織り込まれているのですが、これらの映像の必要性も謎です。
少年が海とは?を投げかけなければ物語がはじまらなかったのか?海洋学者の口を通さなければ、絶滅していく動物たちが居る事を語れなかったのか?たぶん、そんなことは無いでしょう。
また、博物館の時計の時刻も、もっと工夫のしようがあっただろうとおもいます。

少々批判的になりましたが、事前の期待度が高かっただけに、どうしても「環境問題を商売の道具にした」感じの映画に思えてしまい、私は好きになれませんでした。

たぶん、誰かにすすめるようなこともしません。
観に行きたい方を止めようとも思いませんが、私は好きになれない映画でした。

1.22.2010

たまには本の話でも。

最近愚痴っぽいことしか書いていない気がするので、たまには本の話でもしましょう。
今日は、つい先ほど読み終えた本の話です。



その名も「数学の学び方・教え方」。
著者は遠山 啓(とおやま ひらく)氏。氏は数学教育の分野では多大な功績を残した偉人で、「いかに数学を、子ども達にわかりよく教えるか?」に生涯を捧げた数学者です。

私が生まれたほんの20年ちょっと前には、すでにこの世におられないので、私は自分が生まれる以前に書かれた本を読んだということになります。

本書を言い表すならば、著者の、生涯をかけた数学教育研究のエッセンスとも言うべき内容で、学び方と題されてこそいるものの、重点は教え方に置かれています。
つまり、ここでいう「学び方」は、「数学の学ばせ方」と読み替えた方が妥当かも知れません。

私は少なくともこの書籍の初刷が出版された10年以上後に生まれていますから、この書籍の内容から学ぶ事はそう多くない、そう思って、実に軽い気持ちで本書を開きました。

けれども、内容はまさに目から鱗。
例えば導入です。もし、手近に高校数学の参考書がある方は、最初のページを開いてみてください。
おそらくそこは、「数とは何たるか?」という話からスタートしているはずです。
そして、多くの方は、数学を習うときに数とはなんたるか?から習っているはずです。

しかし本書は、まずその否定から入ります。
曰く「数とは?の前に、量を学ばなければならない」と。
その後、日本の算数/数学教育の悪を文中で切り捨てながら、ヨーロッパ至上主義を批判し、数学の本質を子ども達に教えるには、どういった教え方が効果的か?を解いています。

何より驚いたのは、現在多くの場所で施されている教育が、目の前の試験を突破するための教育であるのに対して、本書は「どうやって教えると、発展的な考えを養う教育になるか?」にまで言及していることです。

願わくば、こういう内容の算数教育を受けたかったとすら思いますが、今日でもこの内容の大部分が教育に取り入れられていないところを見ると、本書の指摘する「教育の保守的であるが故の悪」は未だに根強く残っているのだなと感じました。

もちろん、本書のやり方が万事正しいとは思いませんが、ナルホドと思う部分、そして「そのように子どもの頃教えてくれればよかったのに!」と思う部分が多々あり、算数や数学を教える立場にある人、あるいは、これから子どもに算数や数学を教えよう、学ばせようという立場にある親御さんに、ぜひ読んで欲しい書籍だと思いました。

文体は、やさしいおじいちゃん先生の語り口とでもいうべき文体で、大変読みやすく、誰にでも親しみやすい文章だと思います。
若干言い回しが難しかったり、「ん?」と首をかしげてしまう箇所も何カ所かありました。
ただ、それを差し引いても大変良い買い物で、人生のよい糧になったと思っています。
しばらくしたら、また読み返そうと思います。

今、アマゾンでは送料無料キャンペーンを実施しているそうなので、この機会に手に入れておくと良いと思いますよ。

1.20.2010

むっきぃ~!

文章が上手くまとまらなかったり、LISPで上手にプログラムが書けなかったり、「ムッキィー!」となる事柄が、最近多すぎです。
(文章にすれば多少は落ち着くかと思ったけれども、それほどでもなかったゼ。)

ストレスはあらゆるものの大敵だと思っているので、リフレッシュが必要か?と考えてしまうものの、ついこのあいだ水族館に行ってきたばかりなんですよねぇ。

船の科学館でも行くかな……と思っていたところ、OCEANSなる映画が公開されることを知り……いや、思い出したの方が正しいかな?
いつだか映画を見に行ったときに、「こいつはみるしかねぇ!」と思っていたのを思い出したという、非常にアレな思い出し方でしたが、思い出したんですよ。

公開まであと2日。
3Dやってたら、3Dで見ようと思います。

楽しみだなぁ。今からニヤニヤしつつ、当日を待とうと思います。
とはいえ、たぶん公開当日には見ないです。
少し待つと、映画の安い日がやってくるので。
(どうでも良いですけど、毎日1000円にしてくれるとか、1000円の日をもっと増やしてくれると、もっと映画見るんですけどねぇ。)

あ、連絡先を知ってる方で、一緒に行こうぜ!って方は、連絡ください。
観覧の邪魔にならない方なら、ご一緒しましょう(笑)

1.19.2010

今日は一日がゆっくり過ぎた気がする。

凝りもせずに英語付けをはじめました。
Smart.fmで日々学習していたせいか、以外に聞き取り力がアップしてて、自分でも驚きました。
できれば継続して取り組んでみたいです。

さて、今日はなんだか一日がゆっくり過ぎたような気がしました。
部屋の片付けをしたり、PCに向かったり、色々していたけれども、まだ1時前です。

毎日こんな調子で日が過ぎてくれる(「はっ」と気付いたときに、「まだXX時か」と言えるような)と、心に余裕のある生活ができるのかなと。そう思った次第です。

とはいえ、余裕があるわけではなくて、卒業論文だとか卒業発表だとか、そういう忙しさに忙殺されています。
なんとか元気に切り抜けて、無事社会人デビューといきたいものです。

1.18.2010

「はやぶさ」は奇跡の艦か?

ちょっと遅聞だけど、小惑星イトカワの探査をしていた「はやぶさ」が、地球の引力圏へ突入する軌道に載ったという話。(ニュースはこちら。

これまでも、エンジン4基のうち3基が停止とか、電力不足で止まるんじゃないかとか、トラブルの話には事欠かなかったはやぶさ。

その都度地上の技術者が知恵を出し合ったり、はやぶさ自身の運で乗り切ってきたように思える。

今回の帰還が成功すれば、「奇跡の艦」になれるかもしれないね。
ロマンがたくさん詰まってて、宇宙の話は楽しいなぁ。

1.16.2010

LyXで図が挿入できない(と思ってた)問題。解決。

先日のエントリで起こした問題

あれやこれやと追っていくうち、ようやく解決しました。

原因は何てことはないことでしたが、以下、どういう症状が起こっていたのかを書きます。

起こっていた問題はシンプルで、
1.LyX上で画像を挿入
2.LyX上から、DVIで見るボタンをクリック
3.DVIビューアで当該ページを見ようとするとエラーを吐く
というもの。

吐き出されるエラーも具体的でないし、何がなにやら分からなかったのですが、先日、Lazarusを使った一件でひらめき、今日試してみたらビンゴでした。


つまり、LyX上でDVIで見るボタンをクリックした段階では、DVIファイルはテンポラリディレクトリに作成されるという点がひとつ、そしてもう一つは、テンポラリディレクトリには、目的の画像ファイルは存在しないということです。

TeXの特性なのかは知りませんが、画像はDVIに含められず(含めることは可能なのかも知れませんが)、見るときにDVIビューア側でその指示に従い、読み込むつくりになっているようです。

この時、LyXは、対象としているファイルと同じディレクトリにある画像の位置を、フルパスでは指定しないため、テンポラリディレクトリに作られたDVIファイルは、記述されたパスに従い、同じディレクトリにあると思って挿入した画像を読もうとすると、それが読めなくてエラーを吐くという症状だったようです。

テンポラリディレクトリをファイルのディレクトリと同じにするとか、色々考えましたけど、本家TeXと同じく、きちんと出力してから見るのが手軽だという結論にたどり着きました。

つまり、必ずファイル→エクスポート→DVIをしてから、出来上がったDVIファイルで文書の出来を確認するわけです。

テンポラリディレクトリの場所なんかは設定周りをいじれば解決しそうな気もしますが、余計なテンポラリファイルがワサワサと増えるのも嫌だし、画像を入れる時にフルパス指定ができるようになれば解決するかも知れませんが、パスに日本語や特殊な文字が含まれていたときにまたトラブルが云々~となりそうなので、今のところはこれで回避しておくことにします。

Lazarusにはとにかく感謝しようと思います。

1.14.2010

880円

いろいろあって、身の回りの荷物を整理中です。

とってあった雑誌付録のCD-ROMを大量に廃棄したり、イベントでもらったカタログ類を廃品回収に出したり、着なくなったり小さくなったりした衣類をまとめたりと、ドンドン身軽になっていきます。

そんな中、「手を付けられない荷物」の代表である書籍の整理をはじめました。
とりあえず技術書やそれに類する書籍は売らない方針の人間なので、身軽になるためにターゲットにしたのは漫画本。

全部で60冊ぐらいを某中古書店に持ち込みました。
結局46冊ぐらい買ってもらえたんですが(持ち帰るのも嫌だったので、売れなかった分も引き取ってもらいました)、その総額が880円。

1冊20円行かないぐらいの計算ですかね。
1冊10円で400円チョットになればいいかな?と思っていたので、思いの外高く売れてした驚きました。
それにしても、中古書籍市場って大きくなってるんですねぇ。

滅多に古本屋に行かないので、久しぶりに言ってその規模の大きさにビックリして帰ってきた一日でした。

1.13.2010

人気のプログラミング言語――これほんと?

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/12/022/index.html



関数型言語がもっと伸びてくるかと思いきや、そうでもない。
世の中そうそうパラダイムシフトは起こらないと言うことかね。

注目すべきはGo。
新参の言語とは思えない位置にいる。

でもちょっとまって。
これって本当にそうなんだろうか?

調査手法には
「複数の検索エンジンの検索結果からプログラミング言語の人気をインデックス化した」とある。

何が言いたいかっていうと、
Goの検索結果には、囲碁を表す「Go」によるノイズが含まれているんじゃないだろうかと言うこと。
それも多数。

これを、プログラミング言語としてのGoだけに絞ることはとても難しいことだと思う。
なぜなら、囲碁の対局プログラムも、よく取り組まれている主要な話題だからだ。

僕は、こうやってプログラミング言語としてのGoがこの位置にいることには違和感を覚える。
もちろん、他の言語だってノイズは入っているだろうけれども、その割合はGoに比べてずっと小さいと思う。

この調査結果は、十分にノイズを除去した結果得られたものだとしたら、記事にあるように11月に登場した新言語なのに、こんなにシェアを伸ばしているなんてすごい!という結論になるだろうけれども、そうでないとしたら、この調査結果には十分考察の余地があると思う。

1.12.2010

さくらや,無くなってしまうんだってね.

Gigazineの記事で知りました.

とはいえ,今のところ困らないかなぁ.

一時期の「安さ爆発」ってキャッチコピーそのままだった価格も,今やよそと横並び.
店員さんの質も悪いし,ゆっくり商品を見たいときにもしつこく話しかけてくるのは,利用しづらい店舗だという印象しか持てなかったもんなぁ.

ヤマダ電機がドンドン大きくなる中,家電業界もいよいよ本格的に駄目な店舗が淘汰される時代に入ったということなんだろうかね.

LyXいい加減にしろ.

画像が挿入できないトラブル.
しかも,手動でTeXコマンドを走らせたときには上手くいくのに,LyXを噛ませるとダメという,世にも奇妙な状態.

具体性のあるエラーも吐かないし,しかもDVIビューアで閲覧する段階になってエラーを吐きやがる.
(もちろん,手動でTeXコマンドを走らせて作った方は,DVIビューアでの閲覧も問題無し.)

プリアンブルか?とか,グラフィックスドライバか?とか,怪しそうな所を当たってみたけどダメ.
これだけで1時間近く無駄にしました.

文章を打っている分には問題なさそうなので,文章を一通り打ち込んだら,LyXにサヨナラして,旧来の方法に戻ろうと思います.

# 挿入しようとしている画像がEPSだからとかあるのかな?
# チュートリアルではSVGを入れてたけど,DVI出力までは見せてくれなかった.
# もちろん,手元の環境ではSVGでもダメ.
# 明日辺り,ドキュメントをあさるか,旧来の方法を使うか検討しようと思います.
# 何かこう,小さな使いにくさってイライラの元になるよね.

今日はもう寝ます.

こっちも気分転換.



サイトデザイン変えてみました.
っていっても,若干明るい色味になったぐらいか?
いろいろ試したけど,以前のモノとこれ意外に,見やすいモノが無い(^^;

水族館効果は絶大で,すっかり気分が良くなって,卒論にプレゼンにと取り組んでおります.

そうそう,水族館の画像をアップするのを忘れたのであげときます.
おなじみペンギン君です.たぶんフンボルトペンギンかな?奥の方にはイワトビペンギンたちが居ます.
フェアリーペンギンは画像内には居ません.

そうそう,階段を下りたアタリに,ペンギンのプールの内部を観察できるところがあって,そこで携帯電話のライトなんかを照らしてペンギンたちを集めていた人が居ましたが,やめてあげてください.

たしかにピカピカ光っているので興味を持って集まってきて,大変面白いと思いますが,あんな風にやられたらペンギンたちの目がダメになってしまいます.(中には相当強い光を使って居た方も居たので,どこかで発信できればと思ってここに書きました.)

なぜペンギンかって?水槽の写真は,暗すぎて撮影がままならなかったんです.
携帯電話でとったので(デジカメは電池が切れてて,持って行けませんでした)画質はアレですが,なんとなく雰囲気だけでも分かってもらえれば.

1.10.2010

Lazarusを試す。

たまにはプログラミングっぽいことを。

実は、今日帰ってきてから、卒業に伴ってVisual Studioの学部ライセンスが切れてしまう事に気付いた。
もちろん、現状ではライセンスが切れても特に問題は無い。

なぜならC#でのコーディングは、ここのところずっと行っていないし、仮想マシンマネージャを構築しようと思うも、構想段階で頓挫しているからだ。

MinGWを導入したためにCでの開発はほとんどすべてGCCとテキストエディタそれにGDBを使った開発に移行してしまった。現時点で困るのはcoLinuxSCのメンテナンスぐらいだろうか?
でも、機能拡張の予定もないし、これと言ったバグも見つかっていない。
何よりExpress版じゃMFCが使えないから、コイツをメンテするならば、Visual Studioの購入が必須になってくる。

これまで開発環境らしい開発環境と言えば、VC++6.0とDelphiぐらいしか買ったことのない僕にとってみれば、今更開発環境にお金をかけるのもばからしい。

そこで、「もしWindows開発がしたくなったときのこと」を考慮して、代替え案をいくつか検討してみることにした。

そんでもって、ふっと思い出して試したのがLazarusなる開発環境。
フリーのパスカルコンパイラであるFPCにかぶせる形で利用できるDelphiクローンで、利用できる手続きからクラス名から何から、ほぼ完璧にDelphi+VCLのパクリというシロモノ。

何年か前にLinux上で試した(たぶん、coLinuxを導入する前だったと思う)時には、異常なほどに日本語の扱いが怪しく、使い物にならないと判断して使わなかった記憶が蘇ってきた。

あれから結構経っているし、何かしら変化があってもおかしくないんじゃないか?と思って、早速ダウンロード&検証。

まずはLazarusの公式サイトへ。
相変わらず元気そうだ。

Win向けインストーラを落としてきてインストール。
導入作業自体はものの十数分で終わった。

どうにゅうしたら、早速動作チェック。
まずは言語がわかりづらいので、日本語化できないか探してみる。

[Environment]→[Options...]→[Desktop]に、そのままズバリ、Languageの項目がある。
親切なことに、日本語が用意されていた。日本語化功労者に感謝。
コンボボックスからJapanese (ja)を選んだらOKして、Lazarusを再起動。

何もしていないのにプロジェクトに変更が加わっているような言い方してくるあたりは、若干改善が必要かな?と思うけど、今は気にしない。

で、早速おきまりの Hello World をサクサクっと組む。



Delphiのインストールが面倒で、結構長い期間きちんと触っていない言語だと思っていたけれども、流石にちゃんと勉強した言語だけ合って、この程度は身体が覚えていた(笑)

詰まったのはビルド。
どうやら、いったんファイルやらプロジェクト全体をどこかに保存しないといけないらしい。
しかも、ファイル名はデフォルトで大文字開始の名前を付けてくる癖に、「他のPascalコンパイラとの互換性を考えると、小文字の方がいいんじゃない?」なんて提案してくる。

コンピュータゲームをしていたら、画面の中のヒロインに、そろそろゲームを止めてご飯にしたら?って言われるぐらいうざったい警告。
オプションで無効に出来そうだけど、それは後々やるとしよう。

やはりDelphiのように爆速コンパイルとは行かないのが残念だけれども、私が知っている当時より、ずっとしっかりした作りになっていた。
エディタ部でもきちんと日本語が通るし、日本語のメッセージを表示させることもできた。

私が所有しているDelphi7に比べて嬉しいのは、コードの折りたたみ機能がエディタに付いていることだろうか。

残念なのは、コードエディタのキーバインド変更が容易でないこと。
っていうか、キーボードスキームにはせめてViバインドとEmacsバインドを用意しておいて欲しかった。
(なければ作れがこの業界のオキテだけれども、今回はやらない。)

それから、統合開発環境にしては、デバッガが弱すぎると思うなぁ。
(デバッガの弱さは、別にこれだけに言えた事じゃないけど)

環境の日本語訳については、見役の所があったり、言い回しに若干古さを感じるところが何カ所かあったけれども、実用上問題ないレベルだと思う。
功労者には重ねて感謝。

Delphiの時に培った経験が、ほとんどすべて行かせるって言うのは魅力かな。
というわけで、Windows向けGUIアプリ作り用開発環境として、しばらくLazarusを使ってみたいと思います。

遊んでみて「実用にならねーな」とか、面白いことを見つけたらまたエントリを起こすか何かします。

興味のある人は、一緒にLazarusing(←今作った、Lazarusuするという意味の語)しませんか?

気分転換

気分転換に、水族館に行ってきました。
お昼から閉館ちょっとまえまで、およそ3~4時間ぐらい、じっくり水中散歩を楽しんできましたよ。

できればもうちょっとじっくり見たかった魚も居たんだけれども、日曜日と言うだけ合って、家族連れはじめ、大勢の人で賑わっていたので、そうも行きませんでした。

ゆっくりまったり魚を見て、良い気分転換になりました。
また行きたいなぁ。

今度は、やることを一通りこなしたら行こうと思います。

(それにしても、教育ママの「あの魚が何か当ててごらん」クイズはうざったかった。だって、そのママ本人が正解だと思って言ってる答えが違ってるんだもの。)

1.09.2010

科学的。ということ。

話題の「脳科学」ですが、いよいよ日本神経科学学会が動くような状況になってしまいました。
http://www.asahi.com/science/update/0108/TKY201001080349.html

うーん。日本人は、きちんとした理科教育を受けているハズなんですけどねぇ。
どうしてこうも騙されやすいんでしょう?
疑ってかかることは良くないことだと思いますが、本質を見抜く力が無い訳ではないと思うんですよね。

などと思った、寒い夜でした。

1.08.2010

出戻り

ChromeからOperaに出戻り。
元鞘ってやつか。
やっぱり、Operaは使い心地が良く、居心地が良い。
相変わらずニコニコ動画でハングアップするけど。

むかついたから、バグ報告しちゃった。

1.06.2010

ちょちょいと設定書き換え。

あんまり気にしていなかったんだけど、coLinux + Zenwalkの環境にssh経由でログインすると
dircolors: invalid option -- 'z'
なるエラーメッセージが表示されていた。

新年になって、気分も新たに頑張りたいと思ったので、とりあえずコイツを黙らせることに。

メッセージをそのまま読めば、「dircolorsには、zオプションなんてネーヨ!」という意味。
けれども、自分でdircolorsを指定した覚えはない。ハテ?

という訳で調査。

とりあえずwhatis dircolorsして、エラーを吐いているヤツがなんなのか調べてみることに。
曰く、lsの色づけ設定コマンドらしい。

そういえば、確かにls実行時に、ディレクトリはXX色で、実行ファイルはYY色で表示してくれていたのを思い出した。
その手法を設定している張本人が、エラーを吐いているわけだ。

さっそくアタリを付けて調査。
ログイン直後に表示されているところを見ると、profile系ファイルがアヤシイ。
まずは.zprofileと.bash_profileを調査。

.zprofileは、書いた覚えがないだけに、dircolorsの指定はされていない。
.bash_profileは、そもそも作ってすら居なかった(^^;

となると、共通で読み込まれる部分がアヤシイ。
というわけで、/etcディレクトリ以下を見てみることに。
ls /etc | grep pro
で絞り込むと、profileとprofile.dなるイカニモなファイルとディレクトリが出てきた。

profileには実行属性が付いているけど、たぶんシェルスクリプトだろうと思って開くとビンゴ。
どうやら、使っているシェルに応じてカラーオプションを指定する場所で、zsh向けのカラーオプションなんてないし!と怒られていた様子だった。

そこで、ググってみると、zsh、ksh向けの特別な設定はないから、bash向けのを使っとくとイイヨという記述を発見。

早速シェルスクリプトを書き換え。
具体的には、ash以外は全部dircolors -b使うように書き換えを施しておく。
以上で終了。

再ログインすると、見事に黙った。
カラー表示も良い感じで、一件落着。

1.01.2010

新年明けましておめでとう御座います。

年明けです。

00年代終了です。

そして、冗談とも思える2010年の到来で御座います。

私はといえば、卒論に追われつつ、月食を見ながら1月1日を過ごしております。

今年がみなさんにとって良い一年でありますように、心よりお祈り申し上げます。

どうぞ一年、よろしくお願いします。