10.24.2008

今週終り。

NHK教育でサイエンスゼロの再放送を見る。
ノーベル賞に関する話で、物理学賞と化学賞、それぞれについて解説してた。

物理学賞のほうはKEKの広報の方が来て、素粒子ってなんぞ?というところを中心に解説してたけど、肝心のノーベル賞受賞理由の論文については、「これを使うと粒子と反粒子が1対になってなくならないことに説明がつく」とか、そんな抽象的な話ばかりで、なんで益川‐小林理論で出てくる方程式が6次元にならないといけないのかとか、そんな話題には一切触れられなかった。

そんなところから見るに、CERNのLHCにまで解説の幅を広げたのは、広く浅く、一般視聴者に向けた放送だということを語っていると思う。

ディスカバリーチャンネルなら、もうちょっとマニアックな番組の作り方してくれるだろうに。
(あるいはNKHスペシャルで、改めてやってほしいところ。)

んで、化学賞に関する話は、雲をつかむような解説ばかりだった物理学賞の方とは打って変わって、非常にわかりやすいものだった。

いやまぁ、物理学賞の方が理論であって、観測データを視覚的に、わかりやすく見せることが困難である内容に対して、GFPの、くっつければ光るたんぱく質だよ!って言う方がわかりやすいってのは重々承知してるけど。

それにしても温度差があったと思う。
GFPの応用例として紹介されてた、iPS細胞に導入することで再生されたか否かを検証するっていう発想は面白いと思った。
まぁ、使えるのは研究室内の実験のみだろうけど。

だって怖いでしょ?再生した爪が光ってるおばさんとか。
(おしゃれとしてなら流行するか?)

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